今は、高血圧を手術で治すという選択も可能になってきています。 とはいえ、全てのケースで手術ができるわけではないことも知っておく必要があるでしょう。 高血圧を手術で治す治療法というのは、NHKニュースで取り上げられて有名になりました。 高血圧の薬を4種類飲み続けていたものの一向に効果がなかった患者さんが、日本での第一症例として手術を受けた結果、見事に高血圧が改善したのです。 ただ、国内ではまだ実験的な段階ですから、一般的に行われている治療法ではありません。 しかし、海外の症例、国内での第一症例、いずれも副作用の報告がないため、今後、安全性がさらに確認されていけば、高血圧の有効な治療法の一つとして普及していくものと思われます。 具体的な手術方法としては、カテーテルを血管に通して、交感神経を焼き切るという方法です。 交感神経には血圧をコントロールする神経が通っており、このコントロールが上手くいかなくなると、高血圧になってしまうと考えられています。 そこで、嘘の情報を流して血圧上昇を促してしまう交感神経を手術によって切ってしまうわけです。 ちょっと乱暴なようですが、これまでに副作用の報告がなく、高血圧が改善されているのですから、とても有効な治療方法だといえるでしょう。